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目からウロコ!サンゴ礁大発見ツアー報告2008

目からウロコ!サンゴ礁大発見ツアー報告2008

6月13日から15日までの3日間に渡り開催した「目からウロコ!サンゴ礁大発見ツアー」が無事に終了しました。
今回も沖縄県内各地で起きているサンゴ礁を取り巻く問題について、さまざまな角度から見てきました。1日目はブルートライ近くの砂辺海岸でサンゴの調査とオニヒトデ駆除、2日目はジュゴンが生息し、普天間基地の移設が問題となっている名護市の大浦湾にて、陸側と海側からサンゴ礁域の価値を学んできました。3日日は、今まさに埋め立て工事が進んでいる沖縄市にある泡瀬干潟に行き、そこに住む生き物たちとの触れ合いを通して、干潟の重要性を認識することができました。
参加者とともに改めて深く考えさせられたこの3日間の様子を、写真とともに報告します。

1日目-市街地に隣接するサンゴ礁の海を観察する&オニヒトデの駆除をサポートする


「目からウロコ!サンゴ礁大発見ツアー」が始まりました!まずは、1日の行程とサンゴはどんな生き物かについて説明した後、ツアー最初のプログラムであるマイコドラ(サンゴの定点観測)ダイビングのブリーフィングをしました。

いざ、マイコドラ(サンゴの定点観測)の開始です。左上の黄色い目印を基準に、対象のサンゴを囲うようにコドラート(50cm四方の方形枠)を設置します。

調査者(ツアー参加者)は、撮影係と記録係に分かれてサンゴの調査を行いました。この日は、結構うねりがありましたが、しっかりとサンゴの写真を撮るため、体を固定して真剣に撮影していました。うねりと戦いながらも、他のサンゴを傷つけないようにフィンの先端にも、しっかりと注意を払って作業に取り組んでいました。

記録係は、記録シートに所見を記入していきます。所見は、例えば「サンゴが元気に見えた」「小さなカニが共生していた」など、見て感じたことそのままが所見になります。

調査を通して、サンゴの全体像だけでなく、サンゴに顔がくっつきそうなくらい近くで見ることによって、マクロな世界を観察することができます!

サンゴをマクロでみると小さな白い触手がたくさんあるのがわかります。

サンゴの密度が高くなると陣地合戦が行われます。左はソフトコーラル、右はハードコーラルです。「あっちに行けよ〜!」と言わんばかりに取っ組み合いをしています。昼も触手を出してケンカをする種類のサンゴもいますが、夜の方が頻繁に触手を伸ばしてケンカしている様子が見られます。

次は、調査者に遺跡ポイントでのオニヒトデ駆除作業のサポート体験です。エントリーしてすぐに一匹のオニヒトデが、サンゴにへばりついてサンゴを食べていました。食べられたところが白化しています。

サンゴからオニヒトデを引き離し、平坦なところでサイズと足の本数を記録しました。このオニヒトデは、大きさが16cm、足の数は12本でした。オニヒトデは、大量発生し、その食欲旺盛さからサンゴをたくさん食べてしまいます。オニヒトデを悪者扱いしてしまうこともありますが、その大量発生の原因には私達の生活が関わってきているのではないのかと深く考えさせられました。
(2日目に続く)